ブラックリストになる理由の一つとして「代理弁済歴」があります。
代理弁済は、自己破産などの債務整理と並んで消費者金融の融資審査に大きく影響します。
言ってしまえば、代理弁済は(代理弁済をしてから)どれだけ時間が経過していても、大手はもちろん、中堅以上の消費者金融の審査に通ることはほぼ無いと言えるほど大きく審査に影響を与えます。
この記事では代理弁済の種類と、代理弁済暦があっても借りれた方の実例をご紹介します。
ブラックリストになる代理弁済とは?
代理弁済とは、一言で言えば、何らかの理由で申込者本人による返済(支払い)不能になってしまった場合に、第三者が変わりに返済することです。
一番分かりやすい例は「借金の連帯保証人」です。
本人が返済不能になってしまい、代わりに連帯保証人に借金の返済義務が移行すれば代理弁済ということになります。
ただし、代理弁済は何も借金に限ったことではありません。
例えば部屋を借りる時も保証人が必要になりますが、保証人が見つからない場合は保証会社を利用することになります。
この場合、本人が家賃を滞納すると代わりに保証会社が家賃を納めることになるのですが、これも立派な代理弁済で、消費者金融の審査には大きく影響します。
そして実は、この保証会社に家賃を払わせて「代理弁済歴有り」になっているケースは非常に多くあります。
ここで一つ実例をご紹介します。
Aさんは家賃が払えなくなり夜逃げ同然でアパートを飛び出しました。
そしてスポーツ新聞の三行広告で見つけた住み込みの仕事をはじめました。
それから7年、給料も食べていけるぐらいはもらえていたのでAさんは引越しすることにしました。
しかし、結局Aさんが入居審査に受かることはありませんでした。
それは過去に保証会社に代理弁済させたからです。
入居審査に通過しないぐらいですから、当然消費者金融の審査に通過することはありません。
代理弁済歴があると絶対に借りれない?
では代理弁済歴があると絶対に消費者金融からお金を借りることはできないのか?といえば必ずしもそういうわけではありません。
もちろん代理弁済歴があれば、信用情報には間違いなく「異動」の二文字が記載されている文句なしのブラックリストですから、大手消費者記入から借りることはできません。
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とはいっても当サイトで紹介しているような消費者金融なら、そもそも申し込み者の大半がブラックか多重債務者です。
また、消費者金融は知名度が低いほど審査が甘くなります。
「捨てる神あれば拾う神あり」という言葉がありますが、消費者金融業界も知名度の低い消費者金融が、知名度の高い消費者金融の審査に落ちた人の受け皿になりますから、「今の返済能力」が認められば審査に通過するはずです。
まとめ
一般的に代理弁済歴があると消費者金融の審査には通過しません。
特に与信スコアリングによるコンピューター自動審査では「自己破産歴」「債務整理歴」「代理弁済歴」があれば
100%弾かれます。
しかしながら、カードローンは無理でも、直接口座に振込まれるフリーローンなら借りられる消費者金融はあります。
もしあなたに代理弁済歴があるなら、当サイトの「ブラック即ナビ」か「平日早朝ブラック窓口」をお試し下さい。